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今週亡くなった祖父の最後の遺言

今週の水曜日大好きだった祖父が亡くなりました。
祖父が最後の最後まで気にかけていたのは祖母の事で、よく私や母に「あいつはな、本当にどうしようもない奴だけどあんなんでも俺の連れだからな・・・ごめんな。」とよく言っていました。
「俺が死んだらあいつの面倒を見てやって欲しいこれが俺の遺言だ。」と良く言っていました。
母と私は祖母とはあまり中が良くなく、祖父はいつもその事を気にかけていました。
中が良くない原因は祖母が小さい頃から従姉弟の姉の事ばかり可愛がり、私たち姉妹に対しては悪口や嫌味ばかり言ってストレスをすべてぶつけて来ていたからで、祖父もそれを知っているので元気な頃はよく祖母と喧嘩をしていました。
祖父は皆同じように可愛がってもらいたかったようで、何年かは口で言って聞かせようとしていたのですが、祖母にはそれは伝わらず、祖父は口で言うことを諦め、諭す方向に変えたのですが、祖母は図太くまったく効果がありませんでした。
最終的には祖母は祖父の事を見下すようになり、一緒にご飯を食べるのも寝るのも嫌だと言い出したため祖父を私の家で引き取ることになったのですが、祖母は世間体が気になるからと祖母も私の家に居座るようになってしまいました。
最初の頃は母が祖母の世話もしていたのですが、祖母が「私は向こうに帰るから。ご飯も向こうでもらう。寝るときだけ世話になるわ」と言い出したため母も世話をしなくなりました。
そして「私は世話をしてもらえん」と近所中に言いふらしそれを聞いた祖父が怒って「おばあちゃんとは本当の事を話すな」と言っていたりもしました。
祖父は本当に聖人のような人で、どんなことをされたり言われたりしても人の悪口は一切い言わず、自分の事より人の事ばかり気にかけていました。
私には「お前は頑張りすぎるから真面目すぎるのもだめだぞ」と言ってくれていて、「お前の母親には本当に世話になっとる。でもあんなんでも俺のお嫁さんだから、あいつも世話をしてやって話も聞いてやって欲しい」と毎日の様に言っていました。
他にもおばさんの事や近所の昔からの付き合いのある人のことを最後まで気にかけていて、特に祖母の事をずっと心配していました。
それが祖父の本当の願いだと言うことは私の家族も皆知ってはいるのですが、祖父の遺言通りにはいかず、祖母自体が従姉弟にべったりなのが現状です。
また、祖母から従姉弟を取り上げると一気にボケてしまうほど執着しているので引き剥がす事が出来ず祖母はやっぱり従姉弟の家で面倒を見てもらおうという話になっています。

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